校則やルールは自分たちで作れる!学校・地域団体とともに活動の輪を広げるプロジェクトメンバー
認定NPO法人カタリバ · 東京都中野区中野5-15-2
About The Role
募集背景 「みんなのルールメイキング」とは 生まれつき茶色い頭髪を黒髪に染めることを強要されたとして、生徒が訴訟を起こした事件をきっかけに生まれた「ブラック校則」という言葉。近年、時代にそぐわないルールを見直していこうという気運が高まっています。それに先駆けて、カタリバは2019年に「みんなのルールメイキング」をスタートしました。 多くの人が学生時代に経験した「校則」。校則は学校が定め、生徒はそれを守るしかないという状態が当たり前でしたが「みんなのルールメイキング」では、対話を通じて、児童生徒が中心となる学校の校則やルールづくりなどに取り組んでいます。校則・ルールの見直しから始まったこの活動は、より生徒が学校づくりに参画していくことを目指し、現在は行事や生徒会活動の在り方の見直しなど、テーマも多様化しています。 この事業では、「ルールメイキング」を推進する学校や教員、生徒の支援を行っており、2019〜2022年度の経済産業省「未来の教室」実証事業に採択され、2024~2025年度は公益財団法人日本財団の助成を受けて運営しています。 また、本事業は教育と社会をつなぐ先駆的なプログラムとして、2025年度グッドデザイン賞にも輝きました! 【参考】「みんなのルールメイキング」が2025年度グッドデザイン賞を受賞しました 事業のいまとこれから 2025年11月時点では計580校を超える小・中・高等学校がルールメイキングを実践。こども基本法の制定、生徒指導提要の改訂など社会の後押しもあり、ルールメイキングに取り組む学校が増えています。 みんなのルールメイキングでは、生徒向けのワークショップ開発および学校現場での実践をベースにしつつ、実践方法をまとめた教材開発や研修会の実施、教員向けの共助コミュニティ運営、全国各地域における交流機会の創出など、様々な取り組みを行ってきました。 ルールメイキングは、単に校則やルールを見直すことを目的とした取り組みではありません。自分たちが生活する環境について、自分たちで意見を出し合い、対話をして創っていくプロセスは、課題発見・合意形成・意思決定の力など、子どもたちがこれからの不確実な時代を生き抜く力を身につける糧となります。さらには子どもたちにとって学校が安心・安全な場となり、「自分の意見で自分の身近な環境を変えていけるのだ」という実感を届けることに繋がっていくのです。こうした対話の文化を日本中の学校へ届けていくことに、私たちの活動の大きな意味があると考えています。 今回、より多くの学校にこの取り組みを広げ、根付かせていくために、様々なアクターと協働しながら、現場の課題を乗り越える新たなメンバーを募集します。 仕事内容 みんなのルールメイキングでは、学校現場・地方自治体の伴走支援や、教員が学校の垣根を越えて学び合えるコミュニティの運営・交流機会の創出、イベント企画やオウンドメディア運用を通じてルールメイキングの重要性や学校の課題を社会へ発信する広報活動まで、それぞれのチームメンバーの関心や得意を活かしながら幅広く活動を展開しています。 今回の採用では、学校現場での生徒・教員の伴走支援や、地方自治体・全国の教育系団体(地域パートナー)との連携業務を中心に担うメンバーを求めています。主に、ルールメイキングに取り組む学校・教員・教育委員会等の地方自治体、地域パートナーへ伴走し、実際にルールメイキングの現場づくりを担当します。 まずは学校現場でのコーディネーター業務から始めていただきます。学校教育に関心がある方や、教育現場など子どもと関わる経験がある方はもちろん、そういった経験がない方も、現場を知りながら基礎的な実践から学ぶことができるのでご安心ください。 経験を積んだのちには、複数の学校や自治体を取りまとめたり、1〜2名のメンバーマネジメントを担当するリーダーや、大規模なイベントの企画運営担当など、本人の興味関心に合わせたキャリアステップを積んでいきます。 学校・教員への伴走支援 約580校の学校パートナーに対する下記業務を担当します。 ― ルールメイキング実践に関する個別相談・伴走支援 ― 教員同士がつながる学び合いコミュニティ施策の企画・立案・運営 ― 教員研修、教員向けワークショップの企画・運営 ― 児童生徒向けワークショップ・出張授業の企画・運営 ― ルールメイキングの教材開発・普及啓発 【参考リンク】教員の方への案内ページ 地域パートナーへの伴走支援 全国6つの地域パートナーに対して下記業務を担当します。 ― 地域パートナーへの伴走支援 ― 各地域での交流イベントの支援・運営 ― 各地域において取り組みを拡大・定着させるための戦略策定・実行 【参考リンク】地域パートナーのイベントレポート 自治体連携 入職後、一定期間を経過後に、経験・スキルに応じて担当する可能性があります。 ー 各自治体の文脈に応じた企画・提案 ー 自治体担当者との打ち合わせ・伴走支援 ー 連携自治体における学校の児童生徒向け・教員向け研修会の企画・運営 ー 自治体における取り組みの効果測定・分析・提案 【参考リンク】自治体連携レポート 仕事のやりがい 全員で納得できる答えへ。ルールメイキングが、子どもたちの社会参画意識を生む瞬間をつくる。 今回募集するポジションでは、主に学校現場に伴走する役割をになっていただくので、生徒の成長や、周りの大人たちの変化を肌で感じることができます。 最初は「どうせ校則は変えるのは無理だろう」という気持ちで参加していた高校生が、全校生徒にアンケートをとり、先生や時には地域の方との対話を繰り返す中で、相手の立場にたって物事を考えて対話ができるようになったり。校則見直しを経て、校則以外の身の回りの課題も自分事化して考えてみようという変化が生まれたり。 そういった瞬間に立ち会えるのもこの仕事の大きなやりがいになるでしょう。 学校の先生と協働し変化を生み出せる。 実際に学校現場に赴いたり、学校の先生と協働しての活動も多くあります。学校や生徒の様子を観察し、必要なワークショップを企画したり、学校と外部人材をつないで学ぶ機会を創るなど、様々な方法で担当する学校のルールメイキングの取り組みを支援していきます。 そんな中で子どもたちの変化に伴って、学校の先生たちの意識の変化や学校全体の新しい文化が育まれていくことも。 学校という社会の中で、新しい風が吹くまで伴走しきることができるのは大きな魅力の一つです。 新しい学校の在り方を、日本全国へ広めてゆく。 さらに着目したいのが、近年の法制度の変化により、こうした取り組みは一層重要性を増しているということ。2023年12月に閣議決定された「子ども大綱」では、子どもの意見を聴きながら校則見直しを進めることが強調されました。また2025年に文部科学省で行われた、学校で子どもたちが学ぶカリキュラムを定める学習指導要領の改訂に向けた議論においても、ルールメイキングが取り上げられているほどです。 こうした社会の動きの最先端で、まだ実践の前例が少ない領域だからこそ、学校現場や地域と連携しながら新たな実践モデルをつくり、学校教育のシステムチェンジに挑戦できる。そんな新しい日本の教育の在り方を創ることに寄与できる仕事です。
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